カノコスズメ4ペアを飼育して分かったこと|繁殖・雌雄判別・温度管理

大きな巣の前に並ぶBird Breeding ときいろのカノコスズメ2羽

こんにちは!

新しいホームページになりましたが、操作にはまだ少し戸惑っています。

と言っても、制作はほとんどAIに任せたんですけどね(笑)。最近のAIは優秀なので、多少のコツと、こちらの意図さえきちんと伝えれば、いろいろ上手にやってくれます。

さて、これから改めて、ときいろの飼育環境や日々の様子を書いていきたいと思います。

今回はカノコスズメです。

ときいろのカノコスズメと繁殖環境

カノコスズメのケージには、同じ形で作った自作の庭箱(にわこ)を使っています。

手前は明るく、奥へ行くほど暗くなる作りです。ペアがなるべく落ち着いて過ごせるように、この形にしています。

現在、繁殖させているカノコスズメは4ペア。そのうち2ペアからは、シナモンの雛が期待できます。

シナモンは伴性劣性遺伝です。ときいろではオス親がシナモンの遺伝子を持っているため、メスのシナモンが生まれる可能性があります。

抱卵中のペアと、雛を親に任せるかどうか

シナモンが期待できる2ペアのうち、1ペアはただいま絶賛抱卵中です。

ただ、このペアはよく雛を巣の外へ放り出してしまうので、今回こそうまくいくか、こちらもドキドキしながら見守っています。

最初のうちは失敗していても、そのうち上手に育雛するようになるとも聞きます。できる限り親鳥に任せたいので、まずは様子を見るつもりです。

それでも雛を放り出してしまうようなら、ジュウシマツに預けることも考える必要がありそうです。

杞憂に終わってくれることを願うばかりです。

カノコスズメを繁殖させるときに意識していること

カノコスズメの繁殖だけに必要な、特別変わったものがあるとは感じていません。

ほかのフィンチと同じように、繁殖期には粟玉やエッグフードも与えながら、ペアがなるべく落ち着いて過ごせる環境を作ることが大切だと思っています。

ただし、すでに巣立った雛を親と同じケージに残したまま、次の抱卵や育雛に入る場合は、失敗しやすいように感じます。

カノコスズメには夜になると巣の中で眠る習性があります。そのため、巣立った雛も夜には親が抱卵している巣へ入ろうとしてしまい、邪魔になるのではないかと思っています。

ときいろで飼育しているヒノマルチョウは、巣立った雛が同じケージにいても普通に子育てをしていました。ヒノマルチョウは夜にツボ巣で眠らないので、この違いも関係していそうです。

一番の鬼門は、オスとメスの見分け方

あ、繁殖のポイントで一番大事なことを忘れていました。

雌雄の判別です。

これは、カノコスズメを繁殖させるうえで最も鬼門になる部分だと思います。慣れてくるとだいたい分かるようになりますが、1羽だけを見て判断するのは本当に難しいです。

よく「顔の周りにある黒い線の太さ」や「胸の線の太さ」で見分けると言われますが、ときいろでは、そこは個体差が大きく、判別箇所にはしていません。

まず見るのは、鼻の上にある黒い部分です。ときいろの感覚では、7割ほどの個体はここで判別できます。

ただし、羽が荒れているときや、個体によって分かりにくい場合もあるので要注意です。

もう一つ大切なのが、1羽にしたときにさえずるかどうかです。

カノコスズメは1羽で隔離するとさえずることがあるので、竹カゴに入れて5分ほど様子を見ます。

お尻の黒い部分の大きさでも見分けられると言われていますが、こちらは私自身がまだ勉強中です。分かるようになったら、また追記します。

室温そのものより、急な温度変化に注意

日常の飼育はほかのフィンチと大きく変わりませんが、カノコスズメは急な気温の低下に弱いように感じます。

夏場でも、室温をエアコンで33℃近くから27℃ほどまで急に下げると、寒そうにすることがあります。

そのときの室温だけでなく、「どれだけ急に下がったか」にも気をつけた方がよさそうです。

人間がエアコンで肌寒いと感じるときは、鳥にとっても寒いのだと思います。冷風が直接当たらないようにすることも含め、急な変化は避けるようにしています。

寒さ自体にもあまり強くない印象があるので、冬は加温しています。室内なら無加温で過ごせる場合もあるとは思いますが、体調を崩すと一気に悪化することがあるため、注意して見ています。

その分、暑さには比較的強い印象です。もちろん、40℃のような環境はさすがに別の話ですけどね……。

ツボ巣と、普段与えている餌

カノコスズメは夜になるとツボ巣で眠るので、庭箱には普段からツボ巣を入れています。

大きさはどれでもよさそうですが、ときいろでは基本的にどの鳥種にも大サイズを使っているため、カノコスズメにもツボ巣(大)を使っています。

餌は、通常のシード、エッグフード、粟玉、プラスリンマルチ、青菜など。選り好みせずに食べる個体が多いです。

たまにエッグフードを食べない個体もいますが、それほど多くはありません。プラスリンマルチは、みんな大好物のようです。

餌入れに入れたプラスリンマルチを食べるカノコスズメ
プラスリンマルチを食べるカノコスズメ

エッグフードとプラスリンマルチの与え方は、フィンチに与えている補助食品2種の記事で詳しく紹介しています。

雛の時期に何を食べて育ったかによって、その後の好き嫌いも分かれるように感じます。2世、3世とつないでいく中で、ペレットも上手に食べるようになれば、栄養の偏りを抑えやすくなりそうです。

手乗りのカノコスズメは、とにかく可愛い

カノコスズメは、手乗りにするとすごくよく馴れます。

いつも飼い主の周りにいて、あまり離れていきません。

これがまた、可愛い可愛い(笑)。

カノコスズメのお迎えについて

雛は巣立ちの前後に急に体調を崩すことがあります。

ときいろでは、この注意が必要な時期を無事に越え、状態を確認できた雛から順次募集していきます。

お迎え可能な個体がいる場合は、ホームページのお迎え情報でお知らせしますので、よろしくお願いします。

カノコスズメの基本情報はカノコスズメの紹介ページにまとめています。お迎えや飼育について聞きたいことがありましたら、お問い合わせからご連絡ください。