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ジュウシマツ

コシジロキンパラを祖先に、長い年月をかけて家禽化された小型フィンチ。野生種との関係、羽色の多様さ、オスのさえずりを紹介します。

ジュウシマツのイラスト

ジュウシマツとは

ジュウシマツは、東南アジアに分布するコシジロキンパラを祖先として、長い年月をかけて人の飼育下で家禽化されたカエデチョウ科の小型フィンチです。英語では Bengalese Finch または Society Finch と呼ばれます。

和名
ジュウシマツ(十姉妹)
学名表記
Lonchura striata domestica
英名
Bengalese Finch / Society Finch
分類
スズメ目 カエデチョウ科
祖先
コシジロキンパラ
位置づけ
飼育下で家禽化された系統

野生種そのものではありません

ゲノム研究では、ジュウシマツはコシジロキンパラ(Lonchura striata)を祖先とする家禽化系統とされています。およそ250年前には日本で飼育繁殖が行われていた記録があり、その後、穏やかな行動や繁殖に関わる性質、羽色などが飼育下で選択されてきました。

同じ家禽型の野生個体群は存在しません。祖先種の野生での生態と、現在のジュウシマツの飼育記録は分けて扱います。

多様な羽色と雌雄の見分け方

白、茶、濃褐色などの組み合わせがあり、斑の入り方にも大きな個体差があります。単色、白斑、胸の模様、冠羽など、飼育下でさまざまなタイプが受け継がれてきました。

オスとメスは羽色だけでは見分けにくい鳥です。行動研究では、さえずるのはオスとされており、複雑な音の並びを持つ歌はジュウシマツ研究の重要な対象にもなっています。

家禽化とさえずり

ジュウシマツのオスの歌は、祖先であるコシジロキンパラより音の並び方が複雑で、個体差が大きいことが研究されています。特定の歌を選んで繁殖した明確な記録がなくても、家禽化の過程で歌の複雑さが変化したと考えられています。

日々の記録では、鳴き始めた時期、音の並び、求愛時の様子などを残すと、性別や個体ごとの特徴を理解する手がかりになります。

飼育記録で確認したいこと

食事

シード、ペレット、青菜や補助食など、実際に口にしている品目と量を記録します。新しい食べ物への反応にも個体差があります。

社会的な行動

同居個体との距離、休む場所、羽づくろい、追いかけなどを観察し、落ち着いて過ごせる組み合わせを確認します。

羽色と系統

親鳥とヒナの羽色、斑の入り方、冠羽などを写真とともに記録すると、世代ごとの変化を追いやすくなります。

食事や同居環境は、個体の年齢、健康状態、繁殖状況に合わせて調整します。体調に変化がある場合は、鳥を診られる動物病院へ相談してください。

繁殖と育雛

ジュウシマツは家禽化の過程で繁殖に関わる性質も選択され、他の小型フィンチの卵やヒナを育てる例が研究資料でも知られています。ただし、代理育雛を前提にせず、親鳥とヒナの健康、種ごとの育雛行動を優先して判断します。

ときいろでのペア、産卵、抱卵、孵化、巣立ちの記録は、親鳥への負担を増やさない範囲で確認できた事実だけを掲載します。

ときいろでの記録

ときいろで育つジュウシマツ

Bird Breeding ときいろで育つジュウシマツの雛
ときいろで育つジュウシマツの雛

羽色、飼育環境、食事、繁殖については、確認できた内容から順に追加します。

よくある質問

ジュウシマツは野生にもいますか?

現在のジュウシマツはコシジロキンパラを祖先として家禽化された系統で、同じ家禽型の野生個体群はありません。

ジュウシマツの学名は何ですか?

飼育・研究分野では Lonchura striata domestica と表記されます。分類上の扱いには幅があり、Lonchura domestica や Lonchura striata var. domestica と記されることもあります。

ジュウシマツのオスとメスはどう見分けますか?

羽色だけでの判定は難しい鳥です。研究ではさえずるのはオスとされ、さえずりは性別を見分ける有力な手がかりになります。

鳥のお迎えについて

お迎え可能な鳥がいる場合は、募集ページに個体情報を掲載します。ジュウシマツや活動についてのご質問は、お問い合わせページからご連絡ください。

参考資料

家禽化の由来、分類、羽色と歌の研究、一般的な飼育情報を照合しました(2026年8月10日確認)。